L 21cm
W 34cm
北海道~九州までの各地に夏鳥として渡来し、繁殖します。
ツグミ類の中では小さい種類で、雄は頭部・胸・背・翼・尾は灰色味のある黒色で、腹は白くて黒い三角斑がならびます。くちばしと目の周囲は黄色です。雌は上面が茶褐色で下面は白く、胸側から脇は橙黄赤色で黒い顎線と黒い三角斑があります。
丘陵地から1,000m以下の山地に棲息し、雄は木の梢で大きな声でさえずり、すばらしい鳴き声です。声量が大きく、変化にも富んでいます。地上を歩きながらゴミムシなどの昆虫やミミズを捕まえます。
つがいで縄張りを持ち、木の枝の上にコケ類や枯葉、土などで椀形の巣を作ります。5~7月に3~4個の卵を産み、抱卵日数は13~14日位、巣立ちまでは14日位です。
クロツグミ
2017.03.30 投稿:スタッフ