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バードウォッチング

キビタキ

2017.03.30   投稿:スタッフ

L 14cm  W 22cm  種No.558
夏鳥として渡来し、全国の丘陵や山地で繁殖し、渡りの時期には市街地でもよく観察されます。
雄は黄色い眉斑と翼の白い紋、黄色い下面が特徴で、上面は黒色で下面は鮮黄色で喉には少し橙色味があります。雌は全体にオリーブ褐色で尾は褐色味が強いです。喉と腹の中央は淡色です。
ヒタキ類はフライングキャッチが主な採餌方法であり、キビタキも広葉樹林の中ほどの枝にとまり、林内を飛ぶ虫をねらいます。囀る時も木の林の中ほどの枯れ枝などにとまり、梢に表れることは少ないです。
樹洞や茂った葉、つるの間などに、枯れ葉や細根などで椀形の巣を作り、5~7月に4~5個の卵を産みます。抱卵日数は13日位で、巣立ちまでは12日位です。

キビタキ

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