動植物ガイド

バードウォッチング

サンコウチョウ

2017.03.30   投稿:スタッフ

L ♂44.5cm ♀17.5cm
W 28cm
広島地方では五月中旬頃若葉の季節に南から渡って来ます。源流沿いの深い樹林に棲み、昼間でも暗いような日陰を好む珍しい野鳥です。その環境に適応して瞳の周辺が明るい蛍光ブルーの色合いで良く目立ちます。
鳴き声は『フィチイ フィチイ ホイホイホイ』と口笛のような声でさえずります。雌雄の確認は声に頼っているようで『日・星・月(ひ・ほし・つき)ホイ・ホイ・ホイ』を独特のイントネーションで聞きなされています。日星月が三つの光の意味に聞き取ったことがサンコウチョウの名になっています。
雄の尾羽根は約30cmと長く、林の間を飛ぶ姿は優美さを感じさせます。
周りに葉のない枝の股の部分に、スギやヒノキの樹皮を主な材料にコッブ形の巣を作り、5~7月に3~5個の卵を産み、抱卵日数は12~14日位、巣立ちまでは8~12日位です。
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