動植物ガイド

バードウォッチング

カシラダカ

2017.03.30   投稿:スタッフ

L 15cm
W 24cm
日本に渡ってくる冬鳥の中ではツグミとともに数の多い鳥です。
脇腹にある茶色のすじ模様と、冠羽を逆立てることが特徴で、夏羽のオスは顔が黒くなります。10~11月オスは黒と黄色の顔の模様、冠羽が特徴です。
10羽ほどの群れを作って明るい林やまわりの草地で生活し、一日のほとんどを植物の種子などの食べ物を探して過ごします。採食中は草かげに身をかくし、物音をたてることも少ないので見過ごすことが多いです。
地鳴きは「チッ」とホオジロより弱い声です。
多くは、冬鳥として渡ってきますが、長崎県対馬で繁殖するものもいて、山中から早口な『チーチュリリ チュルル チィチュリチ・・・』というさえずりが聞こえてきます。

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