L ♂59cm ♀69cm W 157~162cm 種No.342
日本のワシタカ類で凹尾なのは、トビだけです。尾を広げると三味線のバチのように見えます。各地の海岸、水田地帯、河川、湖沼などに棲息し、市街地などでもよく見かけます。主に死肉を食べますが、生きている小動物も捕食します。
平地から低山の大木の枝上に枯れ枝を重ねて巣を作り、4~5月に2~3個の卵を産み、抱卵は30日位、巣立ちは40日位です。
タカ類の中では最もよく鳴き「ピィーヒョロロロ」と親しまれている鳴き声です。
九州以北では留鳥として分布し、県内では1年中見られます。