動植物ガイド

植物の紹介

ナギ

2017.06.22   投稿:STAFF

科名
マキ
属名
マキ
別名
コゾウナカセ・チカラシバ
自生・野生・植栽
植栽

奈良県や山口県、四国、九州などの一部に自生し高さ20mになります。
奈良県の春日山には大規模な純林があり、国の天然記念物に指定されています。
葉が密生し、円形のこんもりとした樹形になります。
樹皮は赤褐色でまだらに大きくはがれ落ちます。
葉は対生し、革質で厚く、表面は濃緑色で光沢があり裏面は粉白色です。主脈はありません。節ごとに90度ずつ葉がねじれます。
花は雌雄別株で5~6月に前年の葉腋につき、雌花には1~2個の胚珠がつきます。
種子は直径1.5cmの核果状で、10~11月に褐色に熟します。
神社や墓所などによく植えられ、種子からとった油は神社の灯火用に使われていました。
寒さに弱いです。

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