- 科名
- マンサク
- 属名
- マンサク
- 別名
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- 自生・野生・植栽
- 植栽
山地のやや乾いた林内に生育し、高さ2~5mになります。
樹皮は灰色で、葉は長さ5~10cm、幅4~7cmの菱形状円形~広卵形で、左右不相称です。上半部は三角形で、縁には波状の粗い鋸歯があります。側脈は6~8対です。
花は3~4月に葉が展開する前に開花します。花弁は4個の線形で鮮やかな黄色です。萼片は4個で卵形、暗紫色です。雄しべ4個のほか、小さな線形の仮雄しべも4個あります。花柱は深く2裂します。アテツマンサクの花の香りに比べると、生臭いです。
果実は10月ごろ熟して2裂し、黒い種子を2個出します。
和名は枝いっぱいに花を咲かせるので「満作」、または「まず咲く」がなまったとされています。