- 科名
- カバノキ
- 属名
- クマシデ
- 別名
- シデノキ、コソデ、ソロ
- 自生・野生・植栽
- 自生・野生化
山野の川岸など、湿った肥沃なところを好み、高さ15mにります。
樹皮は、暗褐色で滑らかか、隆起した皮目が多く、老木では筋状のくぼみが目立ちます。本年枝ははじめ長い伏し毛が多いです。
葉は互生で、先端は尾状に長く尖り基部は円形、ふちに、不ぞろいの細かい重鋸歯があります。
花は、4~5月葉の展開と同時に開花します。雄花序は黄褐色で長さ4~5cm前年枝から垂れ下がり、雌花序は本年枝や短枝の先に上向きにつきます。
果実は、8~9月に熟し、クワシデやサワシデに比べて果苞がばらつきます。庭木のほか盆栽によく利用されます。