- 科名
- バラ
- 属名
- バクチノキ
- 別名
- ヒイラギカシ・カタザクラ
- 自生・野生・植栽
- 自生・野生化
山地の谷間などの照葉樹林内などに生え、高さ5~10mになります。
樹皮は紫色を帯びた黒褐色で横に長い皮目があり、老木になると細くはがれます。若枝は紫褐色で無毛で丸い皮目が多いです。
葉は互生し、長さ5~8cm、幅2~3cmの狭長楕円形または狭倒卵形です。先端は帯状にとがり、ふちは波打ちます。若い木では針状の鋭い鋸歯がありますが、老木では全縁です。
花は9~10月に新枝の葉のわきから5~8cmの総状花序をだし、小さな花を多数つけます。
果実は翌年の5~6月に、紫褐色~黒紫色に熟します。