- 科名
- ヒノキ
- 属名
- コウヨウザン
- 別名
- カントンスギ / リュウキュウスギ
- 自生・野生・植栽
- 植栽
中国南部,台湾原産で江戸時代末期に渡来し、やや湿り気のある場所でよく育ち、樹高は25mにもなる常緑高木です。
葉は側枝にらせん状につき、長さ3~5cmの長披針形で、葉裏には2本の白い気孔帯があります。葉先はとがり、触ると痛いです。
花は雌雄同株で4月、枝先に雄花は多数、雌花は数個付けます。
球果は直径3~4cmの球形で10~11月に熟します。
寺や神社に植えられたほか、庭木や公園などに植栽されています。
成長が早く萌芽更新が可能で、材は耐蟻、耐水性は大きいため、近年木材としての植林,利用の動きも多く見られます。
名称は「広葉杉」の意味。