動植物ガイド

植物の紹介

ヒノキ

2017.07.17   投稿:STAFF

科名
ヒノキ
属名
ヒノキ
別名
 
自生・野生・植栽
自生・野生化・植栽

日本固有種で山地に生育しているほか、各地で植林されている常緑高木で高さ30m、直径60cmになります。
樹皮は赤褐色で灰色を帯びるものもあります。サワラと比較すると樹冠は密で先端が丸くなります。
鱗状葉の表面は濃緑色で光沢があり、先はとがりません。葉は十字対生で二つ折りになった葉と菱形の小さな葉が交互に互生し、裏面の葉が接するところは白い気孔帯がY字形に見えるのが特徴です。
花は雌雄同株で4月に枝先に雄花・雌花がつきます。球果は開花同年の10~11月に熟します。
成長は遅く、沢沿いを好むスギとは逆に山腹や尾根など乾燥した場所を好みます。
日本を代表する建築用材です。和名は、火の木の意味で、大昔の人がこの樹をこすって火を起こしたことに由来しています。世界最古の木族建築である法隆寺がヒノキで作られていることは有名です。

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