- 科名
- ヒノキ
- 属名
- ビャクシン
- 別名
- ネズ / ムロ / モロギ / トショウ
- 自生・野生・植栽
- 自生・野生化・植栽
丘陵~山地で砂地や尾根などの痩せ地に生育し、高さ5~10mになります。
樹皮は灰色を帯びた赤褐色で、薄く剥がれます。
葉は1~2.5cmの針状で3輪生し、先はとがり、触ると痛いです。
花は雌雄別株で4月ごろ、前年枝の葉腋につきます。
球果は球形の液果状で翌年または翌々年の10月頃黒紫色に熟しますが、表面は白いロウ質に覆われます。果実からは酒(ジン)の香料を取ります。
材は堅く腐れにくいです。県内ではモロギともいう。和名は、葉が尖っているため、ネズミの通り道に置くとネズミが近寄れないといことから付けられたようです。