- 科名
- ミソハギ
- 属名
- ザクロ
- 別名
- セキリュウ、ジャクロ
- 自生・野生・植栽
- 植栽
西アジア原産で平安時代に渡来したとされる落葉小高木です。樹高は5~6mになります。
一年枝には4稜があり、短い枝の先には刺があります。
葉は単葉で長枝に対生し、短枝に束生します。長楕円形で全縁、両面が無毛で光沢が強いです。
花は両性で、6月に朱赤色の花をつけます。花弁は5~7個、萼は筒状で先端が5~7裂します。
果実は直径5cmほどの球形で、熟すと不規則に裂開します。果実は生食でき、樹皮は駆除剤などに利用されます。
和名の由来は、漢名の石榴(せきりゅう)の字音が転じたとも、別称の若榴(ざくりゅう)がなまったとも言われます。