- 科名
- アヤメ
- 属名
- アヤメ
- 別名
- タレユエソウ
- 自生・野生・植栽
- 植栽
山地の草原に生える多年草で、和名は愛媛県の自生地が早くから知られていたことに因みます。
国内では瀬戸内海岸地域、九州のみに自生し、三原市沼田の自生地は天然記念物に指定されています。
国外では中国、朝鮮半島に分布し、日本列島と朝鮮半島が陸続きであったことを示す貴重な証拠になっています。
4月、草丈が5cm程度の頃に青紫色の花を咲かせ、後に30cmまで成長します。
花の直径は約4cmで、基部に白い模様が入ります。
別名のタレユエソウは誰故に可憐な花を咲かせるのかと賛美した古名です。