L　20cm
W　27cm
北海道～九州まで全国に分布し、繁殖します。
頭部は大きく尾は長めで、雄は頭上から後頸は橙褐色、翼は黒く、眉斑はバフ色、過眼線は黒くて幅が広く、翼の白斑が特徴です。下面は胸側から脇が橙色です。雌は頭上から後頸が茶褐色で下面は淡褐色で褐色の細かい波状横斑があります。
集落・農耕地・川原・林縁など開けた環境に棲息し、昆虫やムカデ・カエルなどの小動物を捕まえます。捕まえた動物は鉄条網や木の刺、小枝にさす習性があり、もずのはやにえと呼ばれています。はやにえは秋に最も目立ちます。
繁殖期には、つがいで縄張りを持ち、ヒモなどで椀形の巣を作ります。3～8月に4～6個の卵を産み、抱卵日数は14～15日位、巣立ちまでは14日位です。