- 科名
- ミズキ
- 属名
- ミズキ
- 別名
- アメリカヤマボウシ
- 自生・野生・植栽
- 植栽
北アメリカ原産で明治初期に渡来。高さ5mになる落葉小高木です。樹皮は長方形の深い割れ目が入り、ごつごつした幹肌になります。
葉は対生し、枝先に集まってつき、先はとがります。先は短くとがり、ふちは全縁で少し波打ちます。裏面は粉白色を帯び、短い伏毛が密生し、脈液には毛叢があります。
花は4~5月に葉が展開する時期とほぼ同時に開花します。花弁のように見えるのは、総苞片で先端はへこみます。総苞片は白色や紅色があります。中心に黄緑色の15~20個の花をつけます。
果実は1cmほどの楕円形で、9~11月に赤く熟します。
花はヤマボウシに似ていますが、ヤマボウシの総苞片の先はとがり、果実は集合果になります。日本からアメリカに桜を贈り、そのお返しにとこの樹が贈られてきました。