- 科名
- ヤナギ
- 属名
- ヤナギ
- 別名
- 自生・野生・植栽
- 植栽
朝鮮半島原産といわれる落葉低木で昔は水田等でよく栽培されていました。根元から分枝し、叢生します。樹高は1~3m。
葉は対生、ときに互生します。長さ4~8cmの線形で、短い葉柄があります。開花は3月、葉に先立って咲きます。雌雄異株で尾状花序をつけます。葯は濃紅色で雄花序は雌花序より長いです。果実は蒴果で5月に熟し、2裂して白い綿毛に包まれた種子を数個出します。
和名は行李(こうり:木の枝や蔓で作られたカゴの一種)の材料として用いられたことに由来し、昔は水田等でよく栽培されていました。イヌコリヤナギとは、葉の幅(イヌコリヤナギは幅が広い)と葉柄の有無(イヌコリヤナギはほぼ無し)で見分けられます。