- 科名
- ムクロジ
- 属名
- モクゲンジ
- 別名
- センダンバノボダイジュ
- 自生・野生・植栽
- 植栽
本州の主に日本海側、朝鮮、中国に分布し、日当たりの良いところで育ちます。寺院などによく植えられます。
樹高は10mほど。樹皮は灰褐色。
葉は互生し、奇数羽状複葉ですが、幼木では2回羽状複葉も出ることがあります。小葉は3~7対で、丸みのある大きな重鋸歯が目立ちます。小葉の基に切れ込みが入り、時には完全に分裂します。
花期は7~8月、枝先に大きな円錐花序が直立し、黄金色の小さな花を多数つけます。花弁の基には赤いハート形の付属体があります。
果実は蒴果で、三角状卵形をしており、先はとがります。10月頃に熟して褐色になります。
名前は、ムクロジの漢名である木槵子を誤って音読みしたことに由来します。