- 科名
- マタタビ
- 属名
- マタタビ
- 別名
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- 自生・野生・植栽
- 自生・野生化
山地の林縁などに生育する落葉つる性木本です。
葉は互生し、長さ6~15cm、幅3.5~8cmで先端は鋭くとがり、ふちには刺状の小さな鋸歯があります。花が咲くと枝の上部の葉は白くなります。
花は雌雄別株で6~7月に芳香のある白い花を下向きにつけます。花弁は5個です。
果実は長さ2~2.5cmの楕円形で先端はとがり、10月に橙黄色に熟します。辛味と香りがあり、塩漬けや果実酒に利用します。マタタビバエが果実に産卵してできた虫えいは漢方薬に利用されます。ネコ科の動物が好む植物として有名です。